予科では実際の製造現場で実技実習を行い教室で
ドイツの製造理論を学び世界に通用する技能を取得します。
予科を修学することにより自身の目指す将来の目標が明確になります。
ドイツ食肉マイスターの指導による基本的な食肉製品製造技術、専門知識を【基本コース】で学習した後、【マイスターコース】でドイツ手工業会議所(HWK)が行う国家試験科目Teil-IVをドイツ語で理解しドイツ食肉マイスター資格取得を目指します。
職人を目指す若者は2〜3年間現場で実技見習いをしながら職業学校で理論を学びます。
この職業訓練教育は「デュアル(二元)教育システム」と呼ばれています。
週4日・・・(株)阿蘇ナチュラルJファーム工場で実技見習い研修
月4日・・・(基本的には週1日)学校で理論学習
原料処理、塩漬、カッター、充填、スモーク、加熱など各工程実技
教 科: |
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※教科は一部変更されることがあります。
ドイツのマイスター達が長い歴史の中受け継いできた製法をはじめ、食品衛生学、経営学、後継者育成を行う指導者としての知識、ドイツ語、ドイツ比較文化論などドイツ食肉マイスターに必要な技術と知識をあらゆる観点から習得します。
ドイツの職人(Geselle)試験にむけた食肉加工技術・専門理論・
ドイツ語・ドイツ比較文化論の講義を行います。
ドイツのマイスター達が長い歴史の中で受け継いできた加工技術を取得し
ドイツの職人(Geselle)試験合格を目指します。
*1: Geselle試験受験にはドイツで2〜3年間の肉屋見習と職業学校での学習が必要です。
・牛の解体と評価
・豚の解体と評価
・Kochwurst、Bruhwurst、Rohwurst、Feinkostの製造
華やかなシーンでの盛り付けやデコレーションを、基礎から現代のトレンドまで、
幅広い技術を実習を通して学びます。
原材料の知識、現場の衛生管理、香辛料や添加物など、
ドイツの食肉加工に関わる専門知識を習得します。
・衛生学と食品法
・肉製品とソーセージの概要
・各ソーセージ製造理論
・肉・食品と原材料
・自然科学の基礎
・食品衛生と腐敗
・食品衛生法
・香辛料
・添加物
・製造計算
・肉と肉製品の保管方法
・ドイツ語・ドイツ比較文化論
ドイツのHWK(手工業会議所)が行うマイスター資格取得国家試験(*2)科目
Teil I専門技術、Teil II専門理論、Teil III経営学、簿記、会計、財務、法律、Teil IV職業訓練生養成理論をドイツ語で学びドイツ食肉マイスター(Fleischermeister)資格を目指します。
修了者にはドイツ本校が認定した日本食肉マイスター資格認定証が与えられます。
*2: 食肉マイスター資格の国家試験を受けるにはGeselle資格が必要です。
ドイツ食肉マイスターの実技試験に沿った内容で実技を行います。
基本コースで学んだ基礎技術を柔軟に応用できる技術を磨きます。
Teil I: ソーセージ製造 ・ファインコスト調理 ・ソーセージ皿盛り・肉料理の調理 ・牛半頭脱骨及び仕分け
ドイツ本校入学を視野に入れ本校で履修する科目Teil II、III、IVを日本語とドイツ語で受講します。
Teil II: 食肉加工専門理論 ・原価計算・食品衛生
Teil III: 民法 ・税法 ・商法・労働法・会社法 ・簿記会計、財務 ・経営管理
Teil IV: 職業訓練生養成理論